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フリーランスPHPエンジニアの案件相場はどのくらい?案件事例や獲得方法も解説

プログラミング言語のひとつである「PHP」は、Webアプリやホームページ作成などさまざまな用途で使われています。

実際にGitHub上で多く使用されたプログラミング言語ランキングでは、「JavaScript」や「Python」といった言語に続き7位にランクインしています。(※)

PHPを扱えるエンジニアも多いなかで、フリーランスのPHPエンジニアが案件を継続的に獲得し、安定した収入を得るには工夫が必要です。

そこでこの記事では、PHPエンジニアでフリーランスを目指している方に向けて以下の内容を紹介します。

1. PHPの基礎知識
2. フリーランスPHPエンジニアの仕事内容
3. フリーランスPHPエンジニアの報酬相場
4. フリーランスPHPエンジニアが使える案件獲得方法

案件獲得方法も解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

(※)出典元:2022年、GitHub上で最も使われたプログラミング言語 2位は「Python」 1位は?

PHPの基礎知識

PHPとは、Webアプリやホームページ作成など、主にWeb開発に使用されるプログラミング言語です。
正式名称は「Hypertext Preprocessor」といい、さまざまなシステムに幅広く使用されています。

たとえば、サイトやブログを作成できるWordPressは、PHPを使用して開発されたプラットフォームです。
WordPressをカスタマイズするには、HTMLやCSSとあわせてPHPを学ぶ必要があります。

PHPを扱えれば、ショッピングサイトやブログ、Webサービスなど多種多様なシステムを開発できます。

PHPの難易度

PHPの文法はC言語と似ており、「GO」や「Java」など他の言語に比べると比較的難易度は低めです。
汎用性が高い言語であるため、プログラミングの初心者がエンジニアへの第一歩として学ぶにはおすすめです。

しかし、難易度が低めとはいえ、簡単に習得できるわけではありません。
ある程度のスキルを持ち合わせていないと、エラーが発生した際に原因を特定できるまで、相当の時間がかかってしまいます。

「想像していたよりも難しい」と挫折してしまわないように注意しましょう。

フリーランスPHPエンジニアの仕事内容

フリーランスのPHPエンジニアの主な仕事内容は以下のとおりです。
  • Webサイトの制作・運営
  • スマートフォンアプリ・ゲームの制作
  • 業務システムの開発
PHPの案件としてはWebサイトを開発する案件が多く、CMSの構築やSNSの制作など業務は多岐にわたります。

PHPエンジニアの案件事例

実際に、フリーランスITエンジニア向けのエージェント「moveIT!」の案件情報を参考にすると、PHPエンジニア向けの案件は2023年10月時点で以下のようなものがあります。
案件 ①新規Web系システムの開発 ②既存システム追加開発・保守
必須スキル PHP(数年以上) PHP(基本設計以降)
場所 基本フルリモート 東京都(※半分リモート勤務)
1か月の報酬 55万〜70万 55万〜65万
紹介した案件は一例です。
moveIT!では、条件やスキル段階別にエンジニアに合った案件を紹介しています。
無料の会員登録をすれば、非公開案件も紹介することが可能です。
→募集中のPHP案件を見てみる

フリーランスPHPエンジニアの報酬相場

フリーランスPHPエンジニアの報酬相場は月50万〜80万円くらいです。報酬額は、経験年数やスキルレベルで左右されます。

また、保有しているほかのスキルとの組み合わせや、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)などの経験があれば、月収相場もより高くなるでしょう。

実際に「moveIT!」で紹介している案件の相場は以下のとおりです。
スキル 金額/月
PHP 50〜80万円
AWS 50〜90万円
Azure 50〜90万円
C言語 50〜70万円
Go 50〜100万円
Java 50〜100万円
JavaScript 50〜100万円
Python 50〜90万円
Ruby 50〜90万円
SQL 40〜60万円
Unity 60〜80万円
VBA 50〜70万円
職業分類 金額/月
AIエンジニア 60〜150万円
ネットワークエンジニア 40〜100万円(AIもできると120万円以上)
プログラマー 50〜70万円
SE 60〜80万円
PL 65〜85万円
PM 75〜110万円

フリーランスPHPエンジニアが使える案件獲得方法

フリーランスのPHPエンジニアが使える案件獲得方法は、主に以下のとおりです。
  • クラウドソーシングを利用する
  • 人脈を広げて知り合いに紹介してもらう
  • フリーランスエージェントを活用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、インターネットを介して、さまざまな業務を不特定多数に依頼する形態のことです。

「PHP エンジニア」などで検索すれば、募集中の案件を絞れるでしょう。業務内容や条件面などを確認し、応募して採用してもらえれば仕事を受注できます。

実績がつけば、クライアント側からスカウトがもらえるケースもあります。ただし、クラウドソーシングは報酬から手数料を引かれるのがデメリットです。

まずは、クラウドソーシングで受注できる案件からこなしていき、実績を増やしていくのもひとつの方法です。

人脈を広げて知り合いに紹介してもらう

会社員は、労働条件の最低基準を定める「労働基準法」によって勤務時間が決まっており、残業すれば残業代が支給されます。
上司や同僚などと一緒に仕事をするため、モチベーションが維持しやすいでしょう。

一方、フリーランスは労働基準法が適用されず、仕事の時間や休みなどを自分で決めなければならず、自己管理能力が求められます。

仕事を受注しすぎると徹夜などで体を壊しやすくなる反面、怠けすぎると収入が途絶えてしまうこともあり、会社員よりも自己管理が難しいでしょう。

また、フリーランスは基本的に1人で仕事をするため、孤独を感じたりモチベーションの維持が難しかったりする面もあります。

フリーランスはすべて自己責任となるため、働く時間や場所を決めるなどして、仕事とプライベートをうまく両立させましょう。
参照元:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会|フリーランス白書2023

フリーランスエージェントを活用する

前述した「moveIT!」などのフリーランスエージェントを活用すれば、案件を獲得しやすいでしょう。

moveIT!はフリーランスのITエンジニア向けに案件情報を多数掲載しており、教育サービスや独立起業支援サービスなども充実しています。
専属の担当に希望する仕事内容や報酬などを伝えることで、条件に合う案件を紹介してもらえます。

案件だけではなく今後のキャリアについても相談できるため、1人で作業するフリーランスにとっては心強いでしょう。

フリーランスのPHPエンジニアの案件も掲載しているため、ぜひお気軽にご利用ください。

まとめ

フリーランスのPHPエンジニアの案件事例や案件獲得方法を解説しました。

フリーランスPHPエンジニアの月収相場は50〜80万円で、経験年数やスキルレベルによって変動します。ほかのスキルや経験も合わせると、月収80万円以上も可能な言語です。

PHPは、Web開発で使われる主要な言語にもかかわらず、他の言語よりも難易度が低い傾向にあります。
案件を獲得するには、人脈を広げて知り合いから紹介してもらったり、フリーランスエージェントを活用したりするのがおすすめです。

スキルを磨き、フリーランスのPHPエンジニアとして好条件の案件獲得を目指しましょう。

コラム著者情報

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