転職で全ての悩みは解決できる?!女性SEの転職理由5つ

専門的なスキルを活かしてシステムを開発するSE(システムエンジニア)は、IT社会において必要不可欠な職種として注目されています。近年は女性のSEも年々増加しており、スキルアップして活躍している人も目立ちます。

しかし、依然として男性中心の職場は多く、女性にとって働きづらい環境に悩む声は多く聞かれます。ここでは、女性SEの転職理由について紹介していきます。

目次

女性SEのニーズは高まっている

日々の生活でIT技術に触れないことはないほど、世の中にITが浸透している現代。ビッグデータやAI、IOT、ロボットなど先端IT技術も登場しており、今後ますます市場が成長していくことが見込まれます。
しかし、2016年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2020年には36.9万人のITエンジニアが不足し、2030年には78.9万人が不足するという、深刻な人材不足が予測されています。
少々古いデータですが、経済産業省の「2014 年版情報サービス産業 基本統計調査」によると、ITエンジニアの男女比率は「男性:女性=84.6%:15.4%」となっています。年々女性SEが増加傾向にあるものの、いまだ男性優位の業界ですので、人手不足を解消するためにも女性SEの活躍にますます期待が寄せられていると言えます。

(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf

(2014 年版情報サービス産業 基本統計調査 p.28)
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2014.pdf

女性SEの転職理由5選

ニーズが高まっている女性SEですが、男性優位の業界ということもあり、女性にとって働きづらい環境が改善されていない企業も多く見られます。そこで、女性SEの転職理由を5つ紹介します。皆の転職状況をチェックして、今後のキャリアプランの参考にしてみてください。

残業や休日出勤が多く体力が持たない(30代女性)

男性だらけの職場で、仕事の進め方が体力勝負の環境でした。長時間残業はもちろんのこと、休日出勤や深夜までの打ち合わせも多く、生活は不規則に。肌荒れや生理不順も起こってしまい、いよいよ体力が持たないと感じるようになりました。それに、これでは結婚も出産も望めません。
転職では女性が多く、産休・育休もとれる企業を探しました。転職先には働くママ社員が多く、お互いが協力しあえる仕事の進め方が浸透していました。在宅ワークも認められており、アポイントがない日は家で効率的に仕事を進めることができます。労働環境が改善されたので、転職して本当によかったと感じています。

休日出勤

女性だからとなめられ、雑用を押し付けられる(20代女性)

以前勤めていたIT企業は古い体質で、「雑用は女性がするもの」と考えられていました。まだ若手社員なので仕方がないかもしれませんが、同期の男性社員には任せられないお茶くみも毎回私が担当することに。顧客も昔ながらの企業が多かったので、女性が担当すると軽くなめられている感じがしていました。
転職では男女差のないベンチャー企業を中心に探しました。仕事量は前職と同じくらいですが、雑用は担当者制になっており皆が平等に負担するのでストレスは軽減。頑張れば頑張った分だけ評価されるので、女性でも管理職を目指すことができます。キャリア志向の私にとっては、とても居心地のいい職場に転職できました。

仕事と育児の両立が難しい(30代女性)

繁忙期はとくに長時間労働になりやすいIT業界。不規則な生活を強いられることが多く、給料や待遇に不満はないものの、ワークライフバランスを整えるのは難しいと感じていました。そこで、結婚を機に育児を見据えてフリーランスとして独立することにしました。
正社員としての安定は手放しましたが、時間の融通が利きやすく、自分の実力次第で収入を伸ばせるやりがいはとても大きいです。
今は子育てをしながら働いているのですが、いつも子どものそばにいてあげられるので安心ですね。

やりたい仕事ができない(20代女性)

小さい頃からパソコンを触るのが好きで、学生時代からプログラミングに親しんでいました。新卒での就職もスキルを活かせるSEとして働きたいと思いIT企業を選んだのですが、新入社員の仕事は先輩のサポートやテスト業務ばかり。もちろん経験を積む上で重要なことだと思うのですが、物足りなさを感じていました。
そこでいっそのことフリーランスとして独立しようと決断。転職サイトやクラウドソーシングにはフリーランスのSE向けの求人が多くあり、やりたい仕事を自分で選べるという楽しさがあります。自分の感性や強みを活かせる仕事で貢献できた時は、大きなやりがいを感じます。

プライベートがないに等しい(30代女性)

会社に泊まり込みで働くことが度々あり、せっかくの休日も体力回復のために寝るばかりで、プライベートはないに等しかったです。新しい言語の勉強をしようにも時間と体力がなく、目の前の仕事に追われるだけの生活に嫌気がさしました。
どうせならと、自分のスキル勝負で働けるフリーランスになることを決意。プライベートの時間を作りつつスキルを伸ばした結果、前職の倍ほどの収入アップにつながりました。

まとめ

残業が多く体力勝負の職場環境に悩む女性は多いものです。しかし、IT人材の深刻な人手不足もあり、徐々に労働環境が改善される企業も増えてきました。また、フリーランスとして独立して自分らしい働き方をする女性SEの活躍も目に付くようになっています。今の職場環境に不満のある方は、より良い環境を目指して転職したり、自分のスキルを活かせるフリーランスに転身したりしてはいかがでしょうか。