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システムエンジニアの転職は面接が要!?企業の質問意図や回答例を解説

システムエンジニアの転職は面接が要!?企業の質問意図や回答例を解説

システムエンジニアは応募先企業における、核となるシステムの最適化やそのサポート及び事業体が提供するシステムの構築に関し、責任を負担する立場となります。
このようなことから、応募先の面接においては、求める人材として必要な知見を備えているか、
就職した後はどのように貢献してくれそうか等、面接官は様々な質問を投げかけます。

今回は、面接者の質問意図や回答例について具体的に解説。
是非、今後の面接に役立てて下さいね!

一般的な質問及びその意図とは

面接者は、基本的な質問事項から始まり、求める人材によって技術や経験なども質問します。
一般的な質問を行う意図は「企業文化になじめるかどうか」。
目的は、求職者の性格や適性分析の分析であり、具体的には下記内容の質問が一般的です。

簡単に自己紹介をしてください

質問意図としては、緊張をほぐして、次の質問へのスムーズに移行するための準備運動的な意味もあります。
同時に、自分の経歴について限られた時間内に「端的かつ論理的に紹介できているか」等もチェックしています。
「面接は、開始1分が勝負!」と言われることもありますので、土壇場になって焦らないように回答を準備しておきましょう。

応募した動機はなにか

応募動機を聞かない企業は、存在しない」といっても良いくらい一般的な質問です。
逆を言えば、この質問に込められた意図は、どの企業でも一般的に関心がある事項だとも言えます。
つまり、志望動機を確認する意図は、冒頭でふれた「企業文化」との適合性をみる目的と、
「本当にうちの会社で働く気があるのか」といった採用側の疑問を払拭する目的があります。

どうして転職しようと考えたのか

転職理由を尋ねることも、前記と同様に一般的事項です。
転職するからには「前職で何かしらの不満があったため」と、採用側も認識しています。
しかし、その理由を確認しておかないと、仮に採用した場合でも、
すぐに退職されても困るので、面接者はその内容に関して一定の関心があります。

前職を非難する内容は敬遠されますが、率直に自分の言葉で辞めた理由を前向きに述べれば、
さほど消極的な印象をもたれることはないでしょう。

もっとも成果をあげたと考えられるものは何か。その理由は?

面接者は「具体的な貢献が可能か」を確認する目的でこの質問を投げかけます。
求職者は、これまでの成果とその結果に至る過程などを合理的に説明します。
また「成果があがった」と感じた理由をについて、主観と客観を交えて論理的に説明できるかも重要です。

さらに、この質問は貢献度の他にも「システムエンジニアとして必要なPDCAを行う素養を持ち合わせているか」についても確認する意図があります。
従って、この質問に対しての回答は、「無理やり事実を探し出す」というよりも、
業務の目的及び求められる成果について、どのような手段・アプローチで取り組むのか。
問題が生じた場合には、どのような対処を行ったのか等、論理的な説明を行うことに主眼を置くべきでしょう。

あなたの長所と短所を教えてください

人は誰しも長所と短所を抱えているものです。
面接者は短所そのものを否定的にみているのではなく、
自己分析を十分に行えているかどうかについて確認をしています。

自己分析を十分に行えていないような場合には、課題にぶつかったとしても、
自ら解決することができず、結果として業務上の成果をあげられないといったことが想定されます。
苦手な事でも、ポジティブに変換して応えられるよう、日頃から練習をしておくとよいでしょう。
前向きに考える癖をつけておくのも良いですね。

システムエンジニアに特有の質問及びその意図とは

システムエンジニアの役割は、サービスや課題解決の中核を担っています。
そのため、システムエンジニア固有のものとして、ずば抜けた技術力や、
すばらしいと評価されるべき経験や拝啓などが要求されます。
従って、時には面接の段階でプログラミングコードを書くといったことも要求されます。

システムエンジニアとしての行動に関する質問

システムエンジニアはコンピューター科学分野でそれぞれの専門領域に応じて、
知見と技術力を有している必要があります。そのため、下記のような質問がされる場合があります。

・ウェブサイトが重い場合、この問題にどのように対処するのか
・開発したアプリケーションのリリースをスムーズに行うことを確保するためのテストは何か
・使用環境下のプログラムのデバックはどのようにしてできるか
・あなたはシステムエンジニアのトレンドを更新を維持するために何を活用しているか
・あなたが遭遇したもっともポピュラーなシステム上の問題はなにか
(※上記質問はあくまでも一例です。)

応募先企業が、どのレベルのシステムエンジニアを求めているかによって質問は様々ですが、
いずれにせよ、普段から自らの知見や技術に関して、
一定レベル以上を維持できるように努力を継続することが、最も効果的な対策となるでしょう。

まとめ

現在、システムエンジニア業界は人手不足が深刻と言われていますので、
勤め先に自体に苦慮することはほとんどないと言えるでしょう。

しかしながら、転職を検討する場合、現状の報酬や環境に満足できない理由がほとんどか。
自己の理想や目標などに近しい環境などを追及する場合には、求められる基準も高くなりますので、
今回紹介した例も念頭に置きつつ、日頃より意識を高くもって、技術レベルの向上に努めましょう。

コラム著者情報

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