エンジニアの残業時間は多い?ブラック?リアルな意見を聞いてみた!

エンジニア業界には「デスマーチ」という言葉があることから、残業が多くハードワークなイメージがつきまといます。
その一方で、働き方改革の推進に伴い、残業量を減らして業務の効率化に取り組む企業が増えています。
実際のところ、エンジニアの残業時間はどのような状況なのか、リアルな意見を聞くべくアンケート調査を実施しました。

目次

エンジニアはどのくらい残業しているのか?

エンジニアの平均残業時間はどの程度なのでしょうか。300人のエンジニアからの回答を見てみましょう。

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最も多いのは「定時上がり」の31.6%という結果となりました。
次点で26.6%の「1時間~2時間」、22.6%の「1時間未満」となり、約8割のエンジニアは平均残業時間が2時間以内に収まっているということが分かります。
2時間の残業も大変ではありますが、終電ギリギリまで仕事を行い帰ってから寝るだけというイメージを持たれがちなエンジニア業界としては、意外と残業時間が少ないと感じられるのではないでしょうか。

残業になってしまう理由は?

続いて、残業になってしまう理由を見てみましょう。

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最も多い回答は「人手不足のため」の28.6%でした。
IT業界は一次請け、下請け、孫請けと複数の委託先にまたがるケースが多く、委託先が下がるにつれて発注金額も安くなってしまう傾向にあります。
そのため、限られた人数で対応せざるを得ず、慢性的な人手不足の環境となってしまっています。
また、単純にITスキルを有した人材が不足しているというのも一因でしょう。

次点は「顧客の要求が高い・複雑なため」の23.6%となりました。
システム開発は納期厳守が基本で、その中で顧客の要望に最大限に応える必要があります。複雑であったり難易度が高かったりする要求に応えることで、必然的に残業時間が増えてしまうのでしょう。
特に納期直前はハードワークになりやすく、普段は残業時間が少ない職場でもこのタイミングでは長時間の残業が発生するというケースも見られます。

その他の回答では「海外とのやりとりが発生するため」「帰る直前に顧客からの依頼があるため」「突発的な作業が発生するため」といったコメントが寄せられました。
予期せぬトラブルに見舞われたり、予定外の顧客対応が発生したりすることも残業につながることが分かります。

残業をなくすには?企業は動いている?

残業をなくすためには企業全体の努力が欠かせません。
では、企業は残業体質から脱却するためにどのような取り組みを行っているのでしょうか。

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残念ながら、第一位は「何もしていない」の60.8%という結果になりました。
一方、「増員した」「受ける仕事を減らした」「業務効率化ツールを導入した」「新しい制度を取り入れた」といったように何らかの対策をとっている企業は約4割見られました。

近年は働き方改革の推進を受けて様々な業務効率化ツールが提供されており、少しずつ柔軟な働き方も受け入れられるようになっているようです。
社員の働き方や健康への影響を見直し、生産性向上・人材定着のために対策を取る企業は増えつつあると言えるでしょう。

まとめ

エンジニアの残業時間のアンケート結果を見てきましたが、皆さんの予想に比べてリアルな実態はいかがでしたでしょうか?
IT業界としては今後も働き方改革が進められていくことが予測され、積極的に新しい制度やツールを導入する企業も増えています。
IT業界への転職を目指す際は、企業が残業時間減少のための取り組みを行っているかという点に着目してみてください。

ワークライフバランスを整え、モチベーションを高めて仕事に向き合うためにも、働きやすい環境の企業を見つけ出すようにしましょう。

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