【プログラミング】今さら聞けないフレームワークについて解説!

プログラミングを学習していたり、仕事として取り組んでいたりすると、「フレームワーク」という言葉を聞いたり、使ってみようと言われたりするシーンも多いのではないでしょうか。プログラミングの道を進むにあたって、フレームワークへの理解や活用は必須と言っても過言ではありません。そこで今回は、フレームワークとは何なのか、その概要やメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。

フレームワークとは?

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フレームワークとは、プログラミングを効率的に行うための、汎用的な機能を搭載したソフトウェアのことです。夏休みの工作などでよく見かける「○○簡単作成キット」のようなものをイメージすればわかりやすいかもしれません。

例えば、普段私たちがよく使っているSNSやECサイトなどを見た際、別のサイトを見ても基本的な機能や構成が似ていると感じたことがある人も多いのではないでしょうか。このように、目的が同じであれば必要とされる機能や構成も同じになるケースは少なくありません。

そうした時にフレームワークを活用すれば、イチからプログラミングを行っていくよりも圧倒的に短い時間と労力で、アプリケーションを開発することができるようになるのです。

フレームワークのメリット・デメリット

アプリ開発の強い味方となってくれるフレームワークですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下で解説していきます。

メリット1 開発スピードが早くなる

先ほども簡単に解説しましたが、フレームワークの最大のメリットは、開発スピードが早くなるという点にあります。本来の開発であれば、些細な機能についても一つずつプログラミングを行わなければなりませんが、該当する機能が最初から搭載されているフレームワークを使えば、そうした手間を大きく省くことができます。

メリット2 バグやミスを減らすことができる

イチから自力でプログラミングをしていくと、どうしてもどこかでミスやバグが出てしまうことも少なくありません。しかしフレームワークであれば、こうしたバグが出てしまうケースを少なくすることができるため、結果的に開発全体のスピードを向上させたり、アプリケーション全体のクオリティを高めたりすることができるのです。

メリット3 コードの書き方を統一できる

ほとんどの開発現場は、複数のプログラマーが一緒になって仕事を進めていきます。しかし、コードの書き方は人によって千差万別。場合によっては、その違いが邪魔になって仕事が進めにくくなってしまうこともあるでしょう。そこでフレームワークがあれば、必要な機能が標準搭載されているため、コードの書き方のばらつきが出ず、スムーズに仕事を進めることができるようになります。

デメリット1 フレームワークの使い方を覚えなければいけない

便利な機能が多数搭載されているフレームワークですが、だからと言って全くの素人がさわって使いこなせるようなものではありません。プログラミングについて学ぶのと同様に、フレームワークについてもしっかりと勉強し使いこなせるようにならなければ、その機能をフルに発揮させることはできないでしょう。

またフレームワークの知識だけを詰め込んでも、開発の状況によってはフレームワークだけでは対応できない部分が出てくることも少なくありません。

フレームワークを過信せず、エンジニアとして総合的に力を磨いていくことが大切です。

デメリット2 自由なカスタマイズには向かない

フレームワークには汎用的な機能が揃っていますが、逆に言えば自分で自由に機能を作っていくことはできず、どうしてもカスタマイズ性は低くなってしまいます。

先ほども解説しましたが、オリジナリティーのある開発をしていきたい場合は、フレームワークに頼らないプログラミングスキルも磨いておく必要があります。

代表的なフレームワーク

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最後に、現在世界中で使われている代表的なフレームワークをいくつか紹介します。

Ruby on Rails

プログラミング言語の一つであるRubyのためのフレームワークです。大企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業での導入実績があり、Webアプリやスマホアプリ、ゲームなど、さまざまな開発で活かすことができます。

Bootstrap

Twitter社が開発したフレームワークで、特にWebサイトやWebアプリのレイアウト機能が豊富に揃っているのが特徴です。このフレームワークを使いこなせるようになれば、デザイン性のあるお洒落なサイトを簡単に作ることができるでしょう。

AngularJS

Googleが開発しているフレームワークで、Webアプリケーション業界でトップクラスのシェアを誇っています。オープンソースであるため無料で利用することができ、その機能も随時拡張しているため、一度触れれば、それ以降長くお世話になるのは間違いありません。

フレームワークを活用し、プログラミングスキルを向上させよう!

フレームワークの概要やメリット・デメリットについて解説してきました。フレームワークは、正しく使いこなすことができれば、さまざまな恩恵をエンジニアに与えてくれます。自分自身のスキルアップのため、また開発全般のスピードやクオリティ向上のため、フレームワークを積極的に活用していけるエンジニアを目指しましょう。