AIエンジニアとは?ITエンジニアとの大きな違いとは?必要なスキルや知識など

扱うプログラミング言語や専門とする分野・領域により、さまざまな種類に分類されるエンジニアの仕事。そんな数あるエンジニアの仕事の中で、近年注目を集めているのがAIエンジニアです。AIエンジニアとは、一体どのような仕事なのか。また一般的なITエンジニアとは何が違うのか。詳しく解説していきます。

AIエンジニアとは何か?

pixta_47556202_M
AIエンジニアとは、機械学習や人工知能などのAIの開発を行ったり、AIが蓄積したデータを解析したりするエンジニアのことです。近年AIは、家電や医療など、さまざまな分野で活躍が期待されており、その研究開発も盛んに進められています。そのため、その根幹となるAIの開発を担当するAIエンジニアの需要は非常に高く、一方で新しい知識や技術を問われる分野でもあるため、人材は不足しがちという現状があります。このことから、数あるエンジニア職の中でも、非常に将来性の高い仕事の一つと言えるでしょう。

AIエンジニアの仕事内容

AIエンジニアの仕事は、大きく分けて「プログラミング系」と「アナリティクス系」に分かれます。

プログラミング系は、その名の通りAIをプログラミングするのが主な役割です。プロジェクトやクライアントが抱える課題に応じて、どのようなAIを開発すれば良いかを考え、アルゴリズムや学習モデルを構築していきます。

一方のアナリティクス系は、AIが集めたデータを解析し、そこからシステムの改善を行ったり、クライアントの課題解決の方法を明らかにしたりしていくのが主な役割です。AIに関する知識はもちろん、課題解決の方法を提案するコンサルティング能力も問われる仕事と言えるでしょう。

プログラミング系とアナリティクス系は、必ずしも担当が分かれているわけではなく、一人が両方の役割を兼任しているケースも少なくありません。そのため、開発だけを極めるのではなく、コンサルティングの能力も同時に磨いていくことができれば、それだけ活躍の幅を増やしていくことにもつながります。

ITエンジニアとの違い

プログラミングを行う、課題解決の方法についてクライアントに提案を行うなど、AIエンジニアとITエンジニアは、似た作業を行うことも少なくありません。しかし、例えばITエンジニアが「Aと聞けばBと答えるシステム」を作るのに対し、AIエンジニアは「Aと聞いた時にB、C、Dどれで返答するかを考えるAI」を作るといった動き方をしていくことになります。そのため、ITエンジニアよりもプロジェクトの上流に関わることが多くなり、その分プログラミングの知識はもちろん、AIや数学、統計学といった幅広い知識を問われることになります。

AIエンジニアになるために必要なスキルや知識

pixta_74869595_M
AIエンジニアになるためには、当然のことながら機械学習や人工知能といったAIに関する深い知識を身に付けておかなければなりません。さらに最近では、機械学習をより発展させたディープラーニングの知識も必要となるでしょう。

そしてもう一つ必要になってくるのが、PythonなどのAI開発に向いたプログラミング言語を習得することです。もちろん、他のプログラミング言語でもできないことはありませんが、AIに強いプログラミング言語を習得しておけば、それだけ市場価値が高くなり、より広い活躍の場を与えられるチャンスも多くなります。

さらに、AIを使って集めたデータを分析する、数学や統計学の知識も持っておきたいところです。上でも解説したように、AIエンジニアの仕事はAI開発だけに留まりません。クライアントに対しより多くの価値を提供していくためには、データの分析やそこからの提案など、コンサルティングの要素も必要不可欠です。

まとめ

AIエンジニアの概要と、求められる知識やスキルについて解説してきました。AIは今後ますます活用の幅が広がり、それに応じてAIエンジニアのニーズも高まっていくことは確実です。その道に進んでいくためには、一般的なITエンジニアではそこまで必要とされない知識に関しても貪欲に吸収していく必要があり、その行程は決して楽なものではありませんが、非常にやりがいも大きな仕事であることは間違いありませんので、少しでも興味があればぜひ積極的にチャレンジしてください。