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Python案件の実態とは?フリーランスになるための基礎知識5つ

Python案件の実態とは?フリーランスになるための基礎知識5つ

今注目を集めているPython(パイソン)。
JavaやC言語に比べてまだまだ認知度が低いかもしれませんが、とても将来性のある言語です。

今回はそんなPythonの案件を探しているフリーランスの方々に向けて、知っておいてほしい基礎知識を5つご紹介します!
Python案件の実態だけでなく、他にどんなスキルがあればフリーランスとして活躍できるかも紹介しています。

少しでも幅広い条件で案件を選べるように、是非参考にしてください。

1. Pythonの特徴は?案件を探す前にフリーランスが知るべきこと

始めに「Python」が言語としてどんな特徴を持っているのかをご紹介します。

他の言語と比べて認知度がまだ低いですが、今後もっと注目されていく言語です。
ステップアップしたい方は、まず特徴を把握して勉強をしましょう!

「シンプルで読みやすいメリット」と「単独で使いにくいデメリット」

Pythonの大きな特徴の1つとしては「コードが他の言語と比べてもシンプルで読みやすいこと」です。
汎用性が高い分、短いソースコードの記述ができるのが魅力で、とても覚えやすいというメリットがあります。

しかしその反面、そもそも使う場面が高度であったり、他言語と共用しなければいけなかったりする案件が多いのがデメリットです。
今から勉強しようとしているフリーランス初心者の方は、まずJavaやC言語から手を付けましょう。

今後も需要が高まっていくサービスを開発できる

Pythonが使われるサービスのジャンルには、AI(人工知能)、機械学習、ビックデータ解析などがあります。
この界隈はこれからどんどん需要が高まっていくサービスなので、Python案件も増えていくと予想されているんです。

そのためフリーランスを目指すプログラマーやエンジニアの方は、今のうちに習得しておくことがおすすめです!

初心者・未経験者が活用するのは難しい

先に説明した通り、Pythonは読みやすさや記述のしやすさの面で優れていますが、使い方がとても高度です。
AI(人工知能)、機械学習、ビックデータ解析にも詳しくなければ案件をこなすことはできません。

そのためフリーランスで使用したい方は、まずベースとなるJavaやC言語を習得した際のプラスアルファとして勉強するのがおすすめです。

2. Pythonの案件内容は?フリーランス向け案件は少ない?

続いてはPythonの案件内容についてみていきましょう。
フリーランスでも獲得できる案件は主に以下のようなものです。

・人工知能(AI)・機械学習案件
・Webシステム・アプリケーション開発案件
・データ分析・解析案件
・ゲーム開発案件(主にスマートフォン・タブレット向け)
・先端テクノロジー案件

そもそも知識として機械学習や先端テクノロジーの高度な数値計算に強くないと、案件獲得が厳しいのが現状でもあります。
どの案件も需要の大きくなる内容でありながら、供給するプロフェッショナルが少ない状態が続いています。

今のところはJavaやC言語等の他言語より比較的案件数が少ないですが、日本でのPythonの認知度がまだ低いからだと考えられます。
今後日本国内での需要が高まることで、案件数も増加していくとされています。

3. Python案件の月単価は?どんな経験があればフリーランスで稼げる?

続いてはPython案件の月単価についてフリーランスの経験別にみていきましょう。

残念ながら、基本的に未経験者が獲得できる案件は少ないです。
経験1年未満で月35万円程、2~3年で月60万円程、5年以上続けている人は80万円以上もらえるケースも少なくありません。

経験"年数"ではなく経験の"内容"から見ると、クラウド系システムの運用であればAWS(Amazon web service)、データ解析ならSQLやスクレイピング、アプリケーション開発ならサーバーサイドエンジニア、フロントエンジニア等の経験があれば高単価案件獲得できる可能性が高まります。
またプロフェッショナルが少ない分、マネジメントするPMやリーダー経験のある人も高単価で求められています。

4. Python案件でフリーランスは在宅勤務できる?勤務日数も紹介

続いて Python案件でフリーランスが在宅勤務・リモートができるのかを見ていきましょう。

大規模な開発や大きな会社のシステムを管理する案件では、どうしても他の関係者とのコミュニケーションが必要になります。
そのためリモートや在宅勤務ができるケースが少なくなります。
在宅勤務やリモートを優先して希望する場合は、少人数で稼働する案件を選ぶことをおすすめします。

勤務日数も週5日が可能な人のニーズが高いです。
2,3日程出勤のリモートで副業としてやりたい方は、Pythonで案件を探すのは厳しいかもしれません。

5. Python案件を獲得するためにフリーランスがやっておくべきことは?

Pythonを使った案件を獲得したいなら、以下のようなことを意識して行っておきましょう。

・"フレームワークを習得"して案件の幅を広げる(例:Django、Bottle等)
・"市場動向を確認"して、どんなジャンルの案件が高単価になるかを見ておく
・上流工程での作業経験や、マネジメント業の経験を積む
・まだ日本に馴染みがない分、"英語を勉強"して論文を読んだりグローバルなやり取りができるようにしておく

Pythonは将来性あり!案件を探すフリーランスは準備から大切に

Pythonは将来性のある言語で、これからも需要が高まっていくでしょう。
一方で初心者、未経験者には活用が難しくスキルを習得するにはある程度時間がかかります。
まずはベースとなるJavaやC言語を習得した後に、Pythonの学習をしていくと理解が深まるでしょう。

フリーランス向けのPythonを使った案件には、以下のようなものがあります。
・人工知能(AI)・機械学習案件
・Webシステム・アプリケーション開発案件
・データ分析・解析案件
・ゲーム開発案件(主にスマートフォン・タブレット向け)
・先端テクノロジー案件

経験年数ごとの月単価も「経験年数2~3年で月60万円程」「5年以上続けている人は80万円以上」と他の言語を利用した案件よりも高単価に設定されていることが多いです。
Python案件をこなせるようになれば、フリーランスでも比較的安定した高い報酬が得られます。

ぜひ、スキルを磨いてPython案件に応募してみましょう。

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