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フリーランス案件の基礎知識!初心者が案件を獲得するコツもご紹介

フリーランスで自由な働き方をしたい方、多いですよね。
そもそもフリーランスになるとどんな種類の案件があるのか、獲得するためにどんな方法があるのかご存じですか?

今回は、これからフリーランス案件を探したい初心者の方に向けて基礎知識と案件獲得のコツをご紹介します!
まだ案件獲得できていない方も、まずはこの記事を読んで役立ててみてくださいね。

フリーランスとはどんな職業?

フリーランス案件を探す前に、フリーランスがどんな職業なのかを知っておく必要があります。
フリーランスは基本的に会社に雇用されず、個人で仕事をしています。
そのため労働基準法のような規律にも守られず、確定申告のような業務も自分で行う必要があります。
しかしその反面、自分で仕事を選べたり、量を調節したりすることも可能です。

ある程度の収入で安定するまで時間はかかりますが、スキルさえ備わっていればすぐにでも始められますよ。

フリーランスになったらすべきこと

フリーランスになったらすべきことを以下にまとめました。

  • 開業届と青色申告承認申請書を提出する

  • 健康保険や年金関係の手続きをする

  • 事業用の銀行口座を開設する

  • 確定申告に備える


  • それぞれ順番に解説していきます。

    開業届と青色申告承認申請書を提出する

    開業届とは、フリーランスとして独立したことを知らせるために、税務署へ提出する書類です。
    開業届は、開業してから1ヶ月以内に行う必要があります。

    開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出することで、確定申告時に節税効果のある青色申告ができます。

    フリーランスとして独立したら、速やかに開業届と青色申告承認申請書を提出しましょう。

    健康保険や年金関係の手続きをする

    会社員からフリーランスとして独立する場合、国民健康保険や国民年金に切り替える必要があります。
    必須の手続きとなるため、退職後は早めに市役所などで手続きをしましょう。

    事業用の銀行口座を開設する

    フリーランスになったら、生活用と事業用と銀行口座を分けておくと便利です。
    フリーランスは経理事務も自分でする必要があるため、銀行口座を分けておくことで事業の売上や経費を把握しやすくなります。

    事業用の銀行口座とあわせてクレジットカードを作っておくと良いでしょう。

    確定申告に備える

    フリーランスになったら、確定申告も自分で行う必要があります。
    確定申告は、原則として毎年2月16日〜3月15日までに行います。

    会社員の時は、年末調整で簡単に済ませられましたが、フリーランスの場合は、事業におけるお金のやり取りをすべて帳簿に記載して税務署に提出しなければなりません。

    確定申告の準備はかなりの手間がかかるため、会計ソフトの導入や税理士に依頼するなども検討すると良いでしょう。

    フリーランス案件にはどんな仕事がある?

    フリーランス案件にはどんな仕事があるでしょうか。

    主な職種には

  • エンジニア、プログラマー(インフラ系、システム開発、WEB系)

  • ライター(WEBライター、コピーライター、ブロガー、アフィリエイター)

  • マーケター(WEBマーケター、データサイエンティスト)

  • デザイナー(WEBデザイナー、グラフィック、動画編集、イラストレーター)


  • が挙げられます。
    ほとんどの職種で、経験がないと案件獲得が見込めないものばかりです。

    働き方としては、会社常駐型だけでなく、リモート・在宅の案件も十分あります。
    時間拘束がないものを選べば副業としても成り立つので、自分のスキルと兼ねて条件を絞ってみましょう。
    →求人を見てみる

    フリーランス案件の探し方は?

    続いてはフリーランス案件の探し方を見ていきましょう。
    自分がどの分野でやっていくか決まっても、探し方に迷っている人も多いはずです。
    どの方法が効率的か、またメリットデメリットは何かも含めて3つをご紹介します。

    フリーランス案件のマッチングサイトで探す

    まずは「フリーランス案件のマッチングサイト」で探す方法です。

    ジャンル問わず掲載しているサイトの場合、母数となる案件が多く、そこから自分好みの条件で絞る探し方ができます。

    またITエンジニアに特化した「move IT!」のように、各ジャンルに特化したサイトもあるので案件を見つけやすくなっています。

    しかし、営業活動(スキルのアピール、値段交渉など)は自分で行う必要があるところがデメリットです。

    フリーランス案件のエージェントで探す

    続いては「フリーランス案件のエージェント」で探す方法です。
    エージェントにお願いする場合は、自分で営業活動をする必要がありません。
    高単価案件獲得を期待できますし、何より自分のスキルや提示条件に合った案件が見つかりやすいです。

    しかし、自分で探すよりも手数料がかかってしまうので収益が下がってしまうのがデメリットです。

    フリーランス仲間から案件を紹介してもらう

    最後は「フリーランス仲間から案件を紹介してもらう」方法です。

    よくあるのが、フリーランスの勉強会やイベントで知り合った仲間同士で案件を紹介し合うケース。
    オンラインサロンなどに登録するのもひとつの方法です。
    コミュニティをしっかり作っておけば、案件が無く困ったときに仕事を分けてもらえることもありますよ。

    しかし、初心者の方でまだコミュニティがない方が使える方法ではありません。
    今からフリーランスとして動き出す方は、これを機に仲間を作ってみてください。

    初心者フリーランスが案件を獲得するには?

    フリーランス案件は初心者の方でも獲得できる方法があります。
    フリーランス自体は初めてでも経験のある職種がある方、どの職種も未経験の方がいると思います。
    今回はこの2つのパターンでそれぞれ紹介していきます。

    1年以上経験のある職種がある場合

    1年以上の経験と相応のスキルがしっかりあれば、どのフリーランス案件でも獲得できる可能性があります。

    できれば探し出す前に、

  • スキルアピールのためのポートフォリオを作っておく

  • フリーランスとしてのSNS開設

  • 自分専用のWEBサイト


  • 等を用意しておきましょう。

    FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSアカウントやブログを開設して、仕事の実績やポートフォリオなどをプロフィールに記載しておけば、発注者から仕事の依頼がもらえる可能性があります。

    SNSであれば発注者と直接つながれるため、手数料などもかかりません。
    SNSでは発注者以外にも同じような仕事をしている方と交流もできるため、相談したりモチベーションを保てたりできるでしょう。

    SNSですぐに仕事の依頼がもらえるわけではありませんが、コツコツと運用することで仕事につながりやすくなります。

    これらがあると、ポートフォリオをSNSやWEBサイトに乗せて運用することで依頼がかかることがあります。

    また、それらを面接の段階で提示できるので、高単価案件獲得につながっていきますよ。

    どの職種も未経験 or どの職種も経験が1年未満

    未経験や経験期間が短いと、どうしても受けられる案件が少なくなり、収益も安定しません。

    案件獲得の方法としては以下が挙げられます。

  • できれば最初は本業に支障がない程度で案件をこなす

  • 条件を絞りすぎない

  • 未経験でやるならライターやブロガーがおすすめ

  • 少しでも経験があればエンジニアにチャレンジ


  • 単価も最初は低くなってしまいますが、まずはコツコツ経験を積んでいきましょう。
    ライターやブロガーなら未経験でも低単価ではありながら、フリーランスとして始めやすい案件が多くあります。
    また少しでもエンジニアの経験や知識があれば、小さな案件をこなしつつ単価アップも期待できますよ。

    フリーランス案件にはトラブルが付き物?

    フリーランス案件はトラブルが起こることもしばしば…。

    よくあるトラブルには以下のようなものがあります。

  • 取引先からの報酬の未払い、遅延、減額

  • 急な契約解除

  • 社会保障が効きにくい

  • クレジットカードが作れない


  • 取引先とのトラブルには報酬関係、契約関係があります。どうしてもフリーランスは法律で守られにくいところがあるので、自分で案件を見つけるときは注意が必要です。
    また立場上、労災保険や厚生年金のような社会保障に加入できません。
    もしフリーランスでやっていくならば、保険等も自分でしっかり調べて加入してから始めていきましょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    今回はフリーランス案件の基礎知識5つを、初心者でも獲得できる方法と合わせてご紹介しました。
    フリーランスは自由度もありますが、その分リスクもある働き方です。

    フリーランスのメリット・デメリットを理解したうえで、地道に案件獲得を目指して行動していく必要があります。

    もしフリーランスへの転向を考えている方は、基礎知識をしっかり蓄えてから始めてみてくださいね。
    →フリーランスの案件を見てみる

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