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エンジニアの年収の上げ方5ステップ!平均年収や年収の差が発生する理由も解説

「エンジニアの平均年収っていくらだろう」
「どうやって年収アップを目指したらいい?」

現在エンジニアとして働いている方、これから働こうと考えている方が気になるのはこのような年収の実態でしょう。

今回の記事では、以下の内容を解説します。
  • エンジニアの年収の上げ方5ステップ!
  • 【職種別】エンジニアの年収は平均いくら?
  • エンジニアで給料が低い理由とその違い
  • フリーランスエンジニアに転身した体験談
この記事を読むことで、自分の目標とする年収を達成するには、どのようなステップを踏めば良いかわかるので、ぜひご参考にしてください。

エンジニアの年収の上げ方5ステップ!

エンジニアにとって効率的な平均年収の上げ方を5ステップで紹介します。
人にもよりますが、20代やまだエンジニアとして駆け出しの場合、すぐに収入を上げることはむずかしいかもしれません。
長期的な目線で少しずつでも着実に収入を上げられるように、このステップを実践してみてください。

ステップ1. スキル勉強も兼ねて資格に挑戦してみる

エンジニアの平均年収の上げ方として1つ目のステップは、「スキル勉強も兼ねて資格に挑戦してみる」ことです。

経験を積むにはどうしても時間がかかります。興味のある案件や仕事も副業やフリーランスで活動しない限り、なかなか経験できません。

ただし、知識を付けることは自分の努力次第で可能です。

自分の知識をアピールしたり、見える化したりするための「資格取得」はおすすめです。

会社によっては、資格手当があったり、昇給の役に立ったりします。転職をする際もスキル証明として利用できるので、資格を取得していて損はないでしょう。

ステップ2. スピードアップで案件数を増やす

エンジニアの平均年収の上げ方として2つ目のステップは、「仕事や案件の数をこなせるスピードを付けること」です。

もちろんスピードだけでなく質も重要なので、スキルとスピードを兼ねることが理想です。

このステップを踏めることだけでも成果を評価されて、給与がアップする可能性もあります。

ステップ3. マネジメント業務に挑戦する

エンジニアの平均年収の上げ方として3つ目のステップは、「マネジメント業務に挑戦する」ことです。

ステップ2で仕事としての実績を上げられたら、部下や後輩をマネジメントしていく力を付けましょう。

マネジメントする立場になる場合、スキルや実績はもちろん大切ですが、以下のようなスキルも必要です。
  • クライアントや社内でのコミュニケーションスキル
  • 勤務状況も真面目で安定している
この社会人として当たり前のスキルができていないと、上司や部下からの信頼を得られません。

部下をうまくマネジメントしてチームでの成果を上げるためにも、怠る点がないように気を付けましょう。

ステップ4. ハードスキル×ソフトスキルでキャリアアップ

エンジニアの平均年収の上げ方として4つ目のステップは、「ハードスキル×ソフトスキル」でキャリアアップすることです。

ステップ3までの経験によって以下のスキルが揃うことになります。
  • ハードスキル:技術や知識など
  • ソフトスキル:コミュニケーションスキルや周りからの信頼
このようにスキルレベルが上がったら管理職やPMへのキャリアアップ、または上流工程への参入を狙いましょう。

ただし大企業でこのようなポジションのキャリアアップがむずかしい場合は、転職を考えてもいいかもしれません。

ステップ5. 経験を糧に転職

エンジニアの平均年収の上げ方として5つ目のステップは、「経験を糧に転職」することです。

ステップ4まで段階的に進んでいると、必然的に経験やスキルを身に付けられます。これにより、自分が理想とする職場への転職やフリーランスとして働くことを実現できる能力を得られるでしょう。

たとえば、以下のような会社を目指すことが可能です。
  • 成果重視型の会社:ベンチャー企業では成果が重視されるため、役員やCTOへのスピード出世が可能
  • 外資系の会社:成果を重視する特徴があり、年功序列という風習がない。実力次第で入社直後から大きな仕事を任せてもらえる可能性が高い
  • 大企業:給与のベースが高く、福利厚生も充実している傾向にある
  • 上流工程、一次請負の会社:システム全体を主導する会社は下請けに比べて給与が高い
またエンジニアの場合は、案件を自分で選べる「フリーランス」に転向することもおすすめです。フリーランスなら実力や働いた量が給与に直結するため、今まで収入の壁に悩まされていた人でも、上限なく稼げるようになります。

また、案件によっては在宅でできるものも多いため、働く場所と時間に縛られない働き方が実現できます。

上流工程で開発できる人であれば、在中型として安定した給与と仕事を得ることも可能なので、ぜひ検討してみてください。

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【職種別】エンジニアの年収は平均いくら?

まずはエンジニアの平均年収を職種別にみていきましょう。

年代や経験、企業によっても違うので、大体の指標として参考にしてください。
職種 平均年収
PM(プロジェクトマネージャー) 平均900〜1,320万円前後
データベースエンジニア 平均550万円前後
アプリ開発エンジニア 平均550万円前後
SE(システムエンジニア) 平均720〜960万円前後
サーバーエンジニア 平均680万円前後
ネットワークエンジニア 平均480〜1,200万円前後
プログラマー 平均600〜840万円前後
PM(プロジェクトマネージャー)は、開発案件の運営をするため、設計力、マネジメント力が求められる職種です。開発知識だけではないことから、普通のエンジニアよりもとくに年収が高い傾向にあります。

データエンジニアは、新たな商品やサービスを生み出したり、業務プロセスを革新する知見を引き出すためのデータ収集、整理、管理、そして情報基盤の構築や運用をおこなったりします。企業の基幹システムを支える重要な役割です。

アプリ開発エンジニアは、スマホアプリやWebアプリの設計・実装を担当し、ユーザー体験やUI/UXにも関わる職種です。需要が高く、フリーランスとして活躍する場合、年収が高くなる傾向にあります。

SEは、案件のヒアリングから設計・プログラミング・テスト・運用まで幅広く担当し、顧客とのコミュニケーション力も求められる職種です。経験によって年収に差が出やすい傾向にあります。

サーバーエンジニアは、サーバーの構築や設計、保守までを担い、ITインフラの基盤を守る重要な職種です。スキルレベルが年収に直結する傾向にあるので、年収を上げたい場合はスキルアップが最も近道となります。

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計・運用・保守を担当し、セキュリティ対策や不具合が出たときの対処も求められる職種です。スキル次第で高収入も期待できます。

プログラマーは設計書に基づいて、システムやアプリのコード実装を中心におこなう職種です。経験を積むことで上流工程やマネジメントへキャリアアップでき、高収入が期待できます。

出典:厚生労働省|job tag|データエンジニア
出典:厚生労働省|job tag|ソフトウェア開発(スマホアプリ)
出典:厚生労働省|job tag|システムエンジニア(基盤システム)

エンジニアで年収1,000万円を超えるには?

エンジニアで年収1,000万円越えを目指す場合は、以下の方法なら実現可能でしょう。
  • 大手企業、上流工程、一次請負に就職する
  • AIやIoTなど先端技術を扱う先端IT従事者になる
  • プロジェクトマネージャー(PM)を目指す
  • フリーランスとして独立する
大手企業や上流工程など、給与のベースが高いため、年収が1,000万円を超える可能性が高くなります。

また、高度なITスキルや知識が必要となる先端IT従事者は、平均年収が1,000〜1,500万円です。そのため、AIやIoTなどの先端技術を身に付けられると、1,000万円超えの年収が期待できるでしょう。

プロジェクトマネージャーはマネジメントの役職のなかでも、とくに年収が高い傾向にあり、平均年収はほぼ1,000万円を超えています。部下の指導やプロジェクト全体の進行管理など、責任が重たい役割を任せられるため、年収も高い傾向にあります。

フリーランスは自分で案件を選べるため、高報酬の案件を中心に受けることで、効率よく稼げるでしょう。スキル次第では、年収1,000万円以上も十分に期待できます。ただし、スキルや技術が不足していると、安定的な仕事の受注がむずかしくなるため、日々の努力が年収を大きく左右します。
出典:経済産業省|みずほ情報総研株式会社|我が国におけるIT人材の動向

エンジニアで給料が低い理由とその違い

エンジニアで給料が低い理由は、年功序列、下請け会社勤務、スキル不足などがあります。

それぞれの違いを詳しく解説します。

エンジニアとして働く年数の違い

エンジニアの年収は「経験年数」が関わるため、企業に勤めているうちはどうしても年功序列になってしまいます。

フリーランスエンジニアのように案件単位の収入ではない場合、勤務年数を重ねるにつれて給料が上がる傾向にあります。

エンジニアとして働く工程の違い

エンジニアの世界はゼネコン構造なので、仕事工程がピラミッド型に形成されています。

そのために、下請け業者となる段階のエンジニアはどうしても収入が低くなり、上流工程で設計や運営までおこなうエンジニアは収入が高い傾向にあります。

ITエンジニアとして従事する業務内容の違い

上流工程で従事するPM(プロジェクトマネージャー)の収入は高いですが、「先端IT技術」に携わるエンジニアの収入も高くなっています。

【先端IT技術の一例】
  • AI(人工知能)
  • loT(遠隔操作等)
  • ブロックチェーン
将来性もあるため先端IT従事者は需要が高いのですが、エンジニア自体が少ないのが現状です。そのため希少価値が高く、収入が高くなる傾向にあります。

moveIT!を利用した体験談

moveIT!」では、エンジニアに特化した仕事の紹介をおこなっています。

フリーランス、正社員、派遣社員など、さまざまな働き方に応じた紹介が可能です。

ここでは、実際にmoveIT!を利用し、フリーランスとして活動している方の体験談を紹介します。
moveIT!を活用してフリーランスエンジニアとして働いている斉藤さん(仮名・30代女性)は、収入アップを目的にフリーランス転身を決めたようです。

実際にフリーランスエンジニアになった結果、会社員時代の月給20万円未満から約50万円稼げるようになったとのことです。

さらに、以下のようなメリットも実感している斉藤さん。
  • 「ほかの方への指導がない分、業務に集中して向き合える」
  • 「親睦会や飲み会などに参加する必要がなくなり、自分の時間を取り戻せた!」
ほかにも、moveIT!を利用した方の多くの体験談をいただいているので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアインタビュー

まとめ

年収アップに向けたステップは簡単なものではありませんが、各ステップをひとつずつクリアしていくことで、着実に年収1,000万円超えに近づけます。

また、各職種の平均年収を把握することも大切です。平均年収の上限が1,000万円未満の職種で高収入を目指しても達成するのはむずかしいでしょう。そのため、1,000万円を超えるようなPMや先端IT従事者を目指すと高年収を期待できます。

自分の努力に限界を感じている場合は、一度プロにキャリアアップの相談をしてみるのも良いでしょう。

弊社moveIT!は、無料のカジュアル面談でキャリア相談を受け付けています。IT業界に特化したサポートを提供しているので、ぜひ気軽にご相談ください。

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