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フリーランスはどんな仕事?未経験者や女性でもできる職種もご紹介

フリーランスはどんな仕事?未経験者や女性でもできる職種もご紹介

近年、働き方改革も進み注目と人気を集めている「フリーランス」。
仕事の種類や、どうやって案件を獲得していくか、どうやって始めるのか気になりますよね。
今回は未経験者の方でもチャレンジできるよう、フリーランスになるための情報を集めました。今から始めたい方、少しフリーランスの仕事がうまくいっていないという方は是非参考にしてくださいね。

1. フリーランスとはどんな仕事?

まずはフリーランスがどんな仕事なのかを見ていきます。

ここではフリーランスの意味や定義、他の仕事との違いをご紹介します。

未経験者の方も案件を探す前にしっかりフリーランスについて理解しておきましょう。

フリーランスの意味や仕事内容の定義

フリーランスとは、自分が持つスキルや知識を使って仕事を受注する人の事です。

会社に雇用されることなく、基本的には案件ごと業務委託契約を結んで仕事を受注します。


また、フリーランスの定義については内閣府や中小企業庁で定められています。

「自分で事業を行っている」「実店舗がない」「従業員を雇用しない」「農林漁業の従事者ではない」という条件になっています。

フリーランスと他の仕事との違い

フリーランスと他の仕事との違いとはなんでしょう。

似ている仕事でいうと「個人事業主」や「自営業」があります。

「個人事業主」の場合は開業届を出して事業を行っており、「自営業」はそこから実店舗を持っているパターンが多いです。


フリーランスでも個人で法人化している場合もありますが、基本的には他の会社と業務委託契約書を結んで案件や依頼を請け負うケースが主です。

2. フリーランスで仕事をする人が増えている要因は?

最近ではフリーランスになるために仕事を身に着けたり、副業を始めたりする方が増えています。



まず1つ目の要因として考えられるのは、2018年制定の「働き方改革関連法」、厚生労働省によって発表された「副業・兼業の促進に関するガイドライン」です。

この頃から少しずつ雇用形態や労働時間に依存しない採用制度が整えられたり、副業や兼業を解禁する会社が増えたりしていると考えられます。



2つ目の要因としては、コロナウイルスが流行したことによるリモート・在宅ワークの普及です。
一時、出社が制限されたことで積極的にリモート・在宅ワークを取り入れる会社が増えています。これにより、案件を受けやすくなったフリーランスが増加しているのも要因の1つです。



また3つ目の要因としては、DX推進が加速したことによるITエンジニア系の人材需要が増加しています。
供給となる人材が少ない分、現在では1人で複数の会社の高単価案件や依頼を請け負ってフリーランスが多いです。
安定して収入を得られるケースもよくあるので、会社に所属せずに独立して自分のスキルを活用する人が増えているのです。

3. フリーランスで仕事をするメリットとは?

続いてはフリーランスとして仕事をするメリットを見ていきましょう。



1つ目はなんといっても「自由な働き方ができること」です。

案件の期限やルールを守れば勤務時間や休日を自分で設定できますし、在宅・リモートワークであれば仕事場も自分で選べます。
育休をしている女性、男性でも上手く時間と場所を設定すれば家事や育児と両立できるのもメリットになります。



2つ目は「高収入を目指せること」です。

会社員では給料を上げることはなかなか難しいです。
しかしフリーランスではスキルを活かして高単価案件を獲得したり、効率よく時間を使えば案件数を増やしたりもできます。



3つ目は「定年という年齢制限がないこと」です。

フリーランスは定年退職がないのもメリットです。
会社員で定年をしてから仕事を探すのはとても困難。しかし、フリーランスとして働いておけば年齢を気にせずに収入を得ながら仕事を続けられます。



4つ目は「仕事環境や人間関係でのストレスが少なくなること」です。

よくある仕事でのストレス問題として、残業時間の増加、パワハラ、セクハラ、通勤ラッシュ等がありますよね。
しかしフリーランスで働いていれば、特定の場所で仕事をしたり、特定の人とコミュニケーションを取り続けたりする時間が減ります。
ストレスでパフォーマンスを発揮できない方にとてもおすすめです。

4. フリーランスの仕事をする上での注意点やよくある問題は?

続いてはフリーランスの仕事をする上での注意点やよくある問題をご紹介します。



1つ目は「確定申告を自分でしなければならないこと」です。
自分で税金や経費の計算をするには手間と時間がかかるので、慣れるまでは大変かもしれません。



2つ目は「保険関係や退職金等の保障がないこと」です。

フリーランスは会社に雇用されるわけではないので、雇用保険に加入ができず、失業保険がありません。
また退職金もでないため、それに取って代わる制度や保険は自分で探して用意しておく必要があります。
その他の社会保険も自分で支払わなければなりません。



3つ目は「クレジットカードやローンが利用できないケースがあること」です。

フリーランスは会社員に比べて収入が安定しにくいところも難点です。
そのため、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなるところも問題です。

5. フリーランスの仕事をするために必要な手続きや準備は?

続いては、フリーランスの仕事をする前にしておく必要な手続きや準備をご説明します。


まずは「健康保険・年金の切り替え」です。

会社員として勤めていると、会社での健康保険や厚生年金に加入できます。
しかしフリーランスになったら国民健康保険へ入りなおし、国民年金に切り替える必要があります。


自身で確定申告するための「青色申告承認申請書」の準備をしましょう。

青色申告であれば節税効果があり、特別控除として最大65万円が控除されます。

給与を受け取るための「口座」を開設しておきましょう。

自宅で在宅仕事をした場合、光熱費であったり、インターネットの料金も経費に計算可能です。
プライベートと区別するためにも仕事用口座を準備しましょう。


「クレジットカードやローンを申し込む」のも必要です。


先にも説明した通り、フリーランスは給与が安定しない分、クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることが難しくなります。
そのため前もってそれぞれ対応しておくのをおすすめしておきます。


また仕事を個人事業としてやる場合は「開業届」を出しましょう。

開業日から1ヶ月以内に提出する必要があるので、しっかり申請しておきましょう。

6. フリーランスで仕事を受注!案件や募集の探し方

続いてフリーランスとして仕事を受注するための、案件や募集の探し方をご紹介します。


よく利用されているのが「マッチングサービス」です。

マッチングサービスでは特に、不特定多数の大衆に向けて募集をかける"クラウドソーシングタイプ"と"エージェントタイプ"が利用されます。

"クラウドソーシングタイプ"では、自分の条件で絞った案件に対して気軽に応募が可能です。

また自身のポートフォリオや作品等を掲載して仕事受注できる出品タイプもあります。


"エージェントタイプ"では、フリーランスが仕事を受注するまでの営業であったり、報酬や内容の交渉、支払いまでであったりを肩代わりしてもらえるサービスです。
自分で選ぶだけでは不安という方には、とてもおすすめのサービスです。



またサービス以外では、今までの仕事を通じて知り合った方から紹介されることも多々あります。

知人とのやり取りだけあって、交渉の手間も省けますし、失注の確率が低くなります。
友人の場合でも、しっかり仕事相手として接することで仕事上の信頼関係を築くことができれば、好条件の案件を紹介してもらえるチャンスが増えますよ。

7. フリーランスの仕事にはどんな種類がある?

フリーランスの仕事にはどんな種類がある?
続いてはフリーランスの仕事にはどんな種類があるのかを見ていきましょう。

いくつかのジャンルに分けられますが、以下が主な職種です。



・IT、エンジニア系(SE、システムエンジニア、プログラマー等)

・ディレクター、コンサルタント系(編集者、WEBディレクター)

・マーケティング(SNS、WEB、広告運用)

・ライター(コピー、WEB)

・動画や映像クリエイター系(動画編集、カメラマン等)

・接客系(インストラクター、カウンセラー等)

・美容系(美容師、ネイリスト、アイリスト、エステティシャン等)



最近では、高単価案件が獲得できるエンジニア系のフリーランスの方が増えています。

どのジャンルでも会社でまず知識を蓄えたり、PMとして働いたりしてからフリーランスになるのがおすすめです。

8. フリーランスの仕事は女性や未経験者でもできる?

エンジニアやプログラマーの印象が強いからか、フリーランスの仕事は女性や未経験者では難しいと考えられがちです。

しかし、女性や未経験でもできるフリーランスの仕事はたくさんあります。

性別は関係ありませんが、未経験者のリスクでいえば、最初は単価の低い簡単な案件になってしまうというところです。



女性や未経験者におすすめの仕事でいうと、「WEBライター」や「ブロガー・アフィリエイター」、「イラストレーター」等です。

どれもリモートワークや在宅が多く、もしも子育てや出産前でなかなか出社ができないのであればおすすめの仕事です。

また未経験者の方でも、案件をこなしながらスキルアップできるのでフリーランスを始めやすい職種です。

9. フリーランスで仕事がない時はどうする?

フリーランスで一番困るのは仕事がない時。


原因は実力不足だけでなく、自分で営業活動をしていなかったり、人脈作りを怠っている点も挙げられます。
会社員ではない分、常時仕事があるものではないので自身で積極的にコミュニティを広げて、いざという時に仕事を分けてもらいましょう。



また仕事を選ぶ条件が狭すぎるのも原因に挙げられます。
スキルがそれ相応にあればいいですが、仕事がないということはその需要がないということ。
案件を探す際は自己分析をして、まず視野を広げて条件を付けることをおすすめします。

まとめ|フリーランスで仕事をするなら計画的に!

いかがでしたか?
今回はフリーランスの仕事がどんなものか、未経験者の方でもわかるようにご紹介致しました。

フリーランスは収入が不安定になりやすいので、しっかり準備をする必要があります。

「案件が来ない…」「仕事がない…」ということにならないように、計画的に始めていきましょう!

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