PC作業でお疲れのあなたに！仕事中でもできる簡単ストレッチ6選！！

近年、技術の発達によってPCでできることが格段に増えました。その結果、特にエンジニアのような技術職は、一日の大半をPC作業で過ごすことも珍しいことではなくなっています。しかしそこで課題となっているのが、肩こりや腰痛などの症状です。時には、仕事に集中したいのに痛くてそれどころではない、といった事態に陥ってしまうケースも少なくありません。いくらエンジニアと言っても、ずっと同じ姿勢で作業をするのではなく、定期的にストレッチをして、体をほぐしてあげる必要があるでしょう。今回は、仕事中でもできる簡単ストレッチの方法について紹介していきます。

エンジニアなど、主にPCと向き合って仕事をする機会が多い人に起こりやすいのが、肩こりや腰痛といった体の不調。営業職のように外を歩いたりする機会が少なく、場合によっては一日中同じ姿勢でいる、なんてこともあるため、どうしても全身の筋肉がこわばり、血流も悪くなってしまいがちです。事実、そうした悩みを抱えているエンジニアの数は多く、長年この辛さと付き合っていたり、年々症状が悪化してしまっていたりなど、ある意味職業病と言っても過言ではない状態になっています。

長時間の座り仕事をしていると、ついつい姿勢が悪くなってしまいがち。しかし、姿勢の悪い猫背の状態をそのままにしていると、体調が悪化して後戻りできなくなってしまうかもしれません。
猫背が癖になるとそれが楽に感じてしまいますが、猫背は心身ともに悪影響を及ぼす姿勢とされています。肩が前に来ることで呼吸が浅くなって代謝機能が低下し、酸素の摂取量が減ることで脳の活動や集中力まで低下してしまいます。肩こりは慢性化し、神経の通り道である背骨が圧迫されることで、偏頭痛や内臓機能の低下を招く恐れもあります。この状態を続けることで、骨や筋肉が悪い姿勢で凝り固まってしまい、後戻りできなくなってしまいます。
猫背の状態を放置すると、これらのような体の不調につながり、結果的にメンタルも不安定で落ち込みやすくなるでしょう。また、見た目も老けて見えてしまうので、人に与える印象にまで影響を及ぼしてしまいます。ストレッチなどの運動を通して、猫背を意識的に改善することで、これらの症状を予防することが大切になります。

ここからは、椅子に座った状態でできるストレッチの方法を紹介します。

大きく深呼吸しながら、首を前後左右にゆっくりと動かします。右に倒すときは右手を添えて、左に倒すときは左手を添えて行うようにすれば、固まってしまっていた筋肉が伸ばされ、肩や首のコリをほぐすことができるでしょう。

両腕を後ろで組み、ゆっくりと息を吐きながら上にあげて行きます。PC作業に集中しているとどうしても前傾姿勢になりがちですが、このストレッチを行うことで、肩甲骨がほぐされ、肩や胸もひらくことができます。

左手でイスを持ち、右腕を天井に向かって伸ばし、そのまま左に倒します。反対側も同じようにすれば、腰が伸びて腰痛や猫背の解消につながります。

椅子に座った状態で定期的にストレッチを行い、気分転換に立ちながらストレッチを行うことをおすすめします。ここからは、立ってできる簡単ストレッチを3つ紹介します。

肩幅の広さに両足を広げ、しゃがみこんで小さく身体を縮めます。ぎゅっと身体を縮めた状態から、気持ちがはじけ飛ぶようなイメージで身体を大きく上に伸ばし、両腕をバンザイします。身体のコリがほぐれるだけでなく、心も開放できるストレッチになります。

両足を大きく開き、背筋を伸ばして両腕を体の横に伸ばします。肩甲骨を開いたり閉じたりすることを意識しながら、羽ばたくように両腕をゆっくり動かすのを繰り返します。これにより首や背中の血行がよくなるため、頭も身体もリフレッシュすることができます。

両足を軽く開き、壁に対して直角に立ちます。腰から上を壁に向けて倒し、壁に両手をついてわき腹を伸ばします。筋肉が伸びて血行が良くなるだけでなく、わき腹のぜい肉を減らすダイエット効果にも期待できます。

仕事に集中していると、ついつい姿勢が悪い状態になってしまい、慢性的な肩こりや身体の不調を招くことになります。今回紹介したストレッチを仕事中に取り入れることで、姿勢を改善して筋肉をほぐしてみてください。身体がスッキリするのはもちろんのこと、心も軽くなり仕事の集中力がアップするはずです。

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