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フリーランスの仕事26選!女性や未経験におすすめの職種も厳選

近年、働き方改革も進み注目と人気を集めている「フリーランス」。
仕事の種類や、どうやって案件を獲得していくか、どうやって始めるのか気になりますよね。
今回は
「未経験でもできるのか」
「女性・主婦でも働きやすい仕事はあるのか」
と考えている方でもチャレンジできるよう、フリーランスの仕事に関する以下のような情報を集めました。
  • フリーランスがどんな仕事か
  • フリーランスで仕事をする人が増えている要因
  • メリット
  • 注意点やデメリット
  • フリーランスの主な職種
  • 「未経験者」におすすめな仕事
  • 「女性」「主婦」におすすめな仕事
  • フリーランスになるために必要な手続きや準備
  • 仕事の探し方と獲得法
今から始めたいけど不安な方、何から始めていいか分からない方は是非参考にしてくださいね。

1. フリーランスとはどんな仕事?

まずはフリーランスがどんな仕事なのかを見ていきます。
ここではフリーランスの意味や定義、他の仕事との違いをご紹介します。
未経験者の方も案件を探す前にしっかりフリーランスについて理解しておきましょう。

フリーランスの意味や仕事内容の定義

フリーランスとは、自分が持つスキルや知識を使って仕事を受注する人の事です。
会社に雇用されることなく、基本的には案件ごと業務委託契約を結んで仕事を受注します。
また、フリーランスの定義については内閣府や中小企業庁で定められています。
「自分で事業を行っている」「実店舗がない」「従業員を雇用しない」「農林漁業の従事者ではない」という条件になっています。

会社員・個人事業主・自営業との違い

フリーランスと他の職業との違いとはなんでしょう。

「会社員」は、所属する会社と雇用契約を結んで働いている形です。
フリーランスや個人事業主、自営業の人に比べて、給与、保証制度がある程度担保されています。

フリーランスに似ている職業でいうと「個人事業主」や「自営業」があります。
「個人事業主」の場合は開業届を出して事業を行っており、「自営業」はそこから実店舗を持っているパターンが多いです。
フリーランスでも個人で法人化している場合もありますが、基本的には他の会社と業務委託契約書を結んで案件や依頼を請け負うケースが主です。

会社員のように企業に所属せずフリーランスとして働くためには、自分で自分を守る覚悟を持っておくことが大切になります。

2. フリーランスで仕事をする人が増えている要因は?

最近ではフリーランスになるために仕事を身に着けたり、副業を始めたりする方が増えています。
この背景にはどんな要因があるのでしょうか?
主な3つの要因を確認していきましょう。

「働き方改革関連法」「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の制定

まず1つ目の要因として考えられるのは、2018年制定の「働き方改革関連法」、厚生労働省によって発表された「副業・兼業の促進に関するガイドライン」です。

この頃から少しずつ雇用形態や労働時間に依存しない採用制度が整えられたり、副業や兼業を解禁する会社が増えたりしていると考えられます。

リモート・在宅ワークの普及

2つ目の要因としては、コロナウイルスが流行したことによるリモート・在宅ワークの普及です。

一時、出社が制限されたことで積極的にリモート・在宅ワークを取り入れる会社が増えています。これにより、案件を受けやすくなったフリーランスが増加しているのも要因の1つです。

DX推進の加速とITエンジニア系の人材需要の増加

また3つ目の要因としては、DX推進が加速したことによるITエンジニア系の人材需要が増加しています。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進」とは、ITの浸透によって人々の生活があらゆる面でより良い方向に変化している状況のことです。
供給となるIT人材が少ない分、現在では1人で複数の会社の高単価案件や依頼を請け負っているフリーランスが多いです。
安定して収入を得られるケースもよくあるので、会社に所属せずに独立して自分のスキルを活用する人が増えています。

3. フリーランスで仕事をするメリットとは?

続いてはフリーランスとして仕事をするメリットを見ていきましょう。

特に挙げられる主なメリットは4つあります。
  • 自由な働き方ができること
  • 高収入を目指せること
  • 定年という年齢制限がないこと
  • 仕事環境や人間関係でのストレスが少なくなること
以下で詳しく見ていきましょう。

自由な働き方ができること

1つ目はなんといっても「自由な働き方ができること」です。

案件の期限やルールを守れば勤務時間や休日を自分で設定できますし、在宅・リモートワークであれば仕事場も自分で選べます。
育休をしている女性、男性でも上手く時間と場所を設定すれば家事や育児と両立できるのもメリットになります。

高収入を目指せること

2つ目は「高収入を目指せること」です。

会社員では給料を上げることはなかなか難しいです。
しかしフリーランスではスキルを活かして高単価案件を獲得したり、効率よく時間を使えば案件数を増やしたりもできます。

定年という年齢制限がないこと

3つ目は「定年という年齢制限がないこと」です。

フリーランスは定年退職がないのもメリットです。
会社員で定年になってから仕事を探すのはとても困難になります。
しかし、フリーランスとして働いておけば、年齢を気にせずに自分で調整しながら収入を得て仕事を続けられるのが大きなメリットなのです。

仕事環境や人間関係でのストレスが少なくなること

4つ目は「仕事環境や人間関係でのストレスが少なくなること」です。

よくある仕事でのストレス問題として、残業時間の増加、パワハラ、セクハラ、通勤ラッシュ等がありますよね。
しかしフリーランスで働いていれば、特定の場所で仕事をしたり、特定の人とコミュニケーションを取り続けたりする時間が減ります。
ストレスでパフォーマンスを発揮できない方にとてもおすすめです。

4. フリーランスで仕事をする注意点やデメリットは?

続いてはフリーランスの仕事をする上での注意点やデメリットをご紹介します。

フリーランスとして働くためには、得るものだけでなくリスクもついてくるものです。
今回は主な4つをご紹介します。
  • 経理周りの事務を自分でしなければならない
  • 保険関係や退職金等の保障が少ない
  • クレジットカードやローンが利用できないケースがある
  • 収入が不安定になる可能性がある
以下で詳しく見ていきましょう。

経理周りの事務を自分でしなければならない

1つ目は「経理周りの事務を自分でしなければならない」ことです。

会社員として働いていると、源泉徴収であったり、確定申告であったり、保険関係までも自分で大きく動くケースは少ないものです。
しかしフリーランスになったら、この経理周りを自分でやる必要があります。
自分で税金や経費の計算をするには手間と時間がかかるので、慣れるまでは管理するのが大変かもしれません。

保険関係や退職金等の保障が少ない

2つ目は「保険関係や退職金等の保障が少ない」ことです。

フリーランスは会社に雇用されるわけではないので、雇用保険に加入ができず、失業保険がありません。
また退職金もでないため、それに取って代わる制度や保険は自分で探して用意しておく必要があります。
その他の社会保険も自分で支払わなければなりません。

クレジットカードやローンが利用できないケースがある

3つ目は「クレジットカードやローンが利用できないケースがある」ことです。

フリーランスは会社員に比べて収入が安定しにくいところも難点です。
そのため、クレジットカードや賃貸のローン審査に通りにくくなるところも問題です。

収入が不安定になる可能性がある

4つ目は「収入が不安定になる可能性がある」ことです。

そもそもフリーランスは会社に所属していない分、自分で仕事を獲得していく必要があります。
その仕事が単発であったり、契約期間が決まっていると、仕事が無いタイミングがある可能性もあります。
またフリーランスとして実力不足で、案件や仕事をそもそも獲得できないこともあるので、収入が不安定になるというデメリットは認識しておきましょう。

5. フリーランスの仕事にはどんな種類がある?

続いてはフリーランスの仕事にどんな種類があるのか見ていきましょう。
大きく分けると5つ程のジャンルがあります。
  • ITエンジニア系
  • クリエイティブ系
  • マーケティング系
  • ビジネス系
  • 美容・接客系
具体的な職種や、その職業の特徴を見ていきましょう。

ITエンジニア系

ITエンジニア系の職種には以下が挙げられます。

プログラマー
プログラミング言語でシステム構築する
コーダー
プログラマーより狭い範囲(WEB系言語のみ)でコーディングする
システムエンジニア
システムの設計・仕様書作成を行う
インフラエンジニア
サーバーサイドやネットワークの設計・運用保守をする
フロントエンドエンジニア
WEBデザイナーの設計を元にサイトのフロントエンドをコーディング
アプリケーションエンジニア
windows、iOS、Android等のアプリ開発を行う

ITエンジニア系フリーランスの特徴としては、「在宅型」と「常駐型」の2パターンの仕事があるところです。
「在宅型」では自分の好きな時間・場所で、また場合によっては納期ベースでの仕事になります。
「常駐型」ではクライアント企業に常駐するので、企業の勤務時間と合わせて出勤する仕事になります。

クリエイティブ系

クリエイティブ系の職種には以下が挙げられます。

WEBデザイナー
WEBサイトのデザインからコーディングまで行うことが多い
映像クリエイター
Youtube、TV、CM、アニメ等の映像を編集デザインするクリエイター
グラフィックデザイナー
広告、パッケージ、ポスター等のデザインをする
イラストレーター
ロゴや広告等のイラストをデザインする
カメラマン、フォトグラファー
被写体には様々なので得意専門分野に絞ることができる

フリーランスクリエイターの特徴としては完全な実力主義の仕事であることです。
クライアントのニーズをしっかりと汲んで表現するリサーチ力と技術力が必要です。

マーケティング系

マーケティング系の職種には以下が挙げられます。

Webライター
案件ベースで文字単価によって給与が決まっていることが多い
ブロガー、アフィリエイター
Webサイトを運営をして、その広告収入から収入を得る
Webマーケター
広告やSNS運用の代行・マーケティングを行う
インフルエンサー
YouTubeやTikTok、InstagramなどでクライアントのPRなどをする

フリーランスマーケターの特徴としては、初心者の人も始めやすい職種もあるところです。
基本的土台は必要になりますが、独学でできる仕事もあります。

ビジネス系

ビジネス系の職種には以下が挙げられます。

広報、PR
社外・社内・IR(株主や投資家)向けの広報やプロモーションを請け負う
データサイエンティスト
ビッグデータの収集や加工、分析など行う
営業代行
営業経験を活かしてクライアントの商材を営業していく

ビジネス系フリーランスの特徴は、実績や経験があるほど仕事に有利な点です。
今ではリモート系の案件も多くあります。

美容・接客系

美容・接客系の職種には以下が挙げられます。

・美容師
・ネイリスト
・スタイリスト
・ヘアメイク・メイクアップアーティスト
・マッサージ師
・パーソナルトレーナー
・カウンセラー
・ヨガ講師


美容・接客系フリーランスの特徴は、お客様とのコミュニケーションが非常に重要な点です。
ヘビーユーザーリピーターを増やすのも仕事なので、技術に加えてアフターケアやコミュニケーションスキルも求められます。

6. フリーランスを目指す「未経験者」におすすめな仕事は?

続いては、フリーランスを目指す「未経験者」におすすめな仕事が何か見ていきましょう。
未経験でもチャレンジしやすい職種は以下です。
  • プログラマー
  • コーダー
  • WEBライター
  • ブロガー・アフィリエイター
「プログラマー」「コーダー」は独学をしつつ小さな案件で経験を積んでおく必要もあります。
しかし、将来的なフリーランスとしての収入を考えたときにチャレンジする価値はある仕事です。

「WEBライター」や「ブロガー・アフィリエイター」は未経験でも低単価であれば仕事を受けれます。
小さな収入を得ながら経験を積むことが可能です。

7. フリーランスを目指す「女性」「主婦」におすすめな仕事は?

続いては、フリーランスを目指す「女性」「主婦」におすすめな仕事が何か見ていきましょう。
女性、主婦でもチャレンジしやすい職種は以下です。
  • WEBライター
  • ブロガー・アフィリエイター
  • イラストレーター
  • 動画クリエイター(編集)
  • カメラマン・フォトグラファー
「フリーランス未経験だけど女性向きな仕事」「主婦だけど働ける条件の仕事」を探している場合は以上がおすすめです。

出社の必要がほとんどなく、自分のペースでかつ未経験でもチャレンジできる条件が多くあります。
ジャンルも多様なので、自分の好きなフィールドで稼ぐことが可能です。

8. フリーランスの仕事をするために必要な手続きや準備は?

続いては、フリーランスの仕事をする前にしておく必要な手続きや準備をご説明します。
主な手続きや準備は以下になります。
  • 健康保険と年金の切り替え
  • 開業届を出す
  • 青色申告承認申請書の準備
  • 給与用の口座を開設
  • クレジットカードやローンを申し込む
それぞれ、なぜ必要かも合わせてみていきましょう。

健康保険と年金の切り替え

まずは「健康保険・年金の切り替え」です。

会社員として勤めていると、会社での健康保険や厚生年金に加入できます。
しかしフリーランスになったら国民健康保険へ入りなおし、国民年金に切り替える必要があります。

開業届を出す

また仕事を個人事業としてやる場合は「開業届」を出しましょう。

開業日から1ヶ月以内に提出する必要があるので、しっかり申請しておきましょう。

青色申告承認申請書の準備

自身で確定申告するための「青色申告承認申請書」の準備をしましょう。
事業を開始する日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までには提出する必要があります。

青色申告であれば節税効果があり、特別控除として最大65万円が控除されます。

給与用の口座を開設

給与を受け取るための「口座」を開設しておきましょう。

自宅で在宅仕事をした場合、光熱費であったり、インターネットの料金も経費に計算可能です。
プライベートと区別するためにも仕事用口座を準備しましょう。

クレジットカードやローンを申し込む

「クレジットカードやローンを申し込む」のも必要です。

先にも説明した通り、フリーランスは給与が安定しない分、クレジットカードを作ったり、賃貸や車のローンを組んだりすることが難しくなります。
そのため前もってそれぞれ対応しておくのがおすすめです。

9. フリーランスの仕事の探し方と獲得法は?

続いてフリーランスとして仕事を受注するための、案件や募集の探し方をご紹介します。
誰でも挑戦できる方法は以下です。
  • マッチングサービスを利用する
  • SNSから仕事を受注する
  • 紹介で仕事を受ける
それぞれの方法と、それをするために必要な準備を見ていきましょう。

マッチングサービスを利用する

まず、よく利用されているのが「マッチングサービス」です。

マッチングサービスでは特に、不特定多数の大衆に向けて募集をかける"クラウドソーシングタイプ""エージェントタイプ"が利用されます。
"クラウドソーシングタイプ"では、自分の条件で絞った案件に対して気軽に応募が可能です。
また自身のポートフォリオや作品等を掲載して仕事受注できる出品タイプもあります。
"エージェントタイプ"では、フリーランスが仕事を受注するまでの営業であったり、報酬や内容の交渉、支払いまでであったりを肩代わりしてもらえるサービスです。
自分で選ぶだけでは不安という方には、とてもおすすめのサービスです。

マッチングサービスで仕事を獲得するために


マッチングサービスで仕事を獲得するためにできるのは、「ポートフォリオを作成しておく」ことです。
自分をアピールする材料が無ければ、サービスを介しても自分を売り込むことができません。
しっかりとアピールポイントになるようなポートフォリオを準備しておきましょう。

SNSから仕事を受注する

またフリーランスとしての専用SNSを作り、そこから仕事を受注することもできます。

これはマッチングサービスとおなじく「ポートフォリオ」を作成し、それを投稿しておくことで、クライアントから目がかかる可能性があります。
自分でSNSを通して仕事を探すこともできるので、他の手段と並行して進めておくと便利です。

紹介で仕事を受ける

ツールの使用以外では、今までの仕事を通じて知り合った方から紹介されることも多々あります。
知人とのやり取りだけあって、交渉の手間も省けますし、失注の確率が低くなります。
友人の場合でも、しっかり仕事相手として接することで仕事上の信頼関係を築くことができれば、好条件の案件を紹介してもらえるチャンスが増えますよ。

紹介で仕事を受けるために


紹介で仕事を受けるためにできるのは、フリーランスが集まる「勉強会」や「セミナー」に参加することです。
同じ職種じゃなくとも、フリーランスとしての働き方を学べる場にもなりますし、そこで知り合った人から案件や仕事を紹介してもらうというきっかけになります。

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まとめ|フリーランスで仕事をするなら計画的に!

いかがでしたか?
今回はフリーランスとして仕事をしたい人に向けて、
フリーランスがどんな仕事か、どんな職種があるか、メリットやデメリット、働くための準備や対策までをご紹介してきました。
「未経験でもできるのか」
「女性・主婦でも働きやすい仕事はあるのか」
と考えている人も、この記事を参考に、ぜひフリーランスとしての仕事をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

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