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フリーランスが在宅できる仕事16選!難易度・知識・報酬・需要を徹底比較

総務省が発表している令和4年の就業構造基本調査では、本業がフリーランスの数は209万人。副業の数も合わせると全体で257.4万人と今注目を集めている働き方です。

その中でも特に人気を集めているのが「在宅」でできる仕事。
通勤や人間関係にストレスを抱える方や、子育て中の女性におすすめの働き方です。

しかし在宅ワーク初心者の方は、
「どんな仕事を選んだら良いのかわからない」
「トラブルに巻き込まれそうで不安」

このような悩みを抱えてしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、未経験や初心者の方にもわかりやすく以下の内容を解説します。
  • フリーランスが在宅でできる仕事16選
  • 難易度・知識・報酬・需要の比較
  • 在宅フリーランスのリアルな働き方
  • 在宅で働くメリット・デメリット
  • フリーランスが在宅で仕事をするときの注意点
  • よくある質問
自由な働き方を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

また本記事では、店舗を持つような「開業系・店舗系」は省いてご紹介します。

参考:令和4年の就業構造基本調査

フリーランスが在宅できる仕事16選

フリーランスが在宅で働ける仕事は、大きく「業務委託系」と「インターネットビジネス系」に分けることができます。

【業務委託系】

業務委託とは、企業が外部に業務の一部または全部を委託することで、以下で紹介している仕事は個人で請け負うことのできるものです。
  • ITエンジニア(プログラマー・ウェブ開発者)
  • WEBライター・編集者
  • コピーライター
  • ディレクター・プロデューサー
  • コールセンター・オペレーター
  • 翻訳者
  • WEBデザイナー
  • WEBマーケター
  • グラフィックデザイナー・イラストレーター
  • 動画編集者
  • コンサルタント

【インターネットビジネス系】

インターネットを通してビジネスを行う方法です。
主に自分が発信者や販売者となり売り上げを上げていきます。
  • YouTuber
  • インフルエンサー
  • ECサイト運営
  • SNS運営
  • インターネット広告運用
  • ハンドメイド販売

フリーランスが在宅でできる仕事を難易度・知識・報酬・需要別に比較

職種 難易度(※1) 専門知識(※2) 報酬(※3) 需要(※4)
ITエンジニア
WEBライター・編集者
コピーライター
ディレクター・

プロデューサー

経験重視
コールセンター・

オペレーター

-
翻訳者
WEBデザイナー
WEBマーケター 中〜高
グラフィックデザイナー・イラストレーター
動画編集者 低〜高
コンサルタント
YouTuber - 低〜高 -
インフルエンサー 不明 - 低〜高 -
SNS運用 -
インターネット広告運用
ハンドメイド販売 - - - -
参考:厚生労働省|職業情報提供サイト
(※1)就職するには?を参考に記載
(※2)関連資格を参考に記載
(※3)賃金を参考に記載
(※4)有効求人倍率を参考に記載
ライターやWEBデザイナーは未経験でも参画できますが、収入が安定するまでは時間がかかります。
スキルアップのために勉強しながら、少しずつ高単価案件を狙っていきましょう。

一方でITエンジニアやマーケター、コンサルタントなど専門的な知識を持っているフリーランスは需要が高く収入も高い傾向にあります。

各職業の年収が気になる方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:フリーランスエンジニアの年収はいくら?年収アップのためにできることも解説 関連記事:システムエンジニア(SE)の平均年収はいくら?年齢・経験・男女による違いは

フリーランスの仕事は在宅が多い?

コロナ禍の影響により、会社へ出社せず在宅で仕事をする「リモートワーク」が広く浸透しました。
フリーランスとして働く人々も例外ではなく、「仕事先への出勤頻度が大幅に減った」と感じているようです。

実際にフリーランス協会が現役フリーランスを対象に行った実態調査「フリーランス白書2023」によると「コロナ以前(2020年2月以前)と比べてリモートワークでのフリーランス業務が増えた」と答えた人の割合は6割程でした。

一方で新型コロナウイルスの影響が大きかった時期に比べると、最近では出社頻度が増えてきている企業もあります。
しかし一度リモートワークシステムができているため、在宅でできる仕事がゼロになることはありません。

特に個人のフリーランスへ外注している企業などでは、現場へ出向く必要のない仕事は「在宅ワーク可能」であることが多いのです。
参照元:フリーランス白書2023

在宅で働くフリーランスのリアルな働き方

在宅で仕事をしているフリーランスは、
・連絡はオンラインで行う
・ミーティングはオンラインが多い
・時間や場所に縛られない
といった特徴があります。

日々の業務連絡は「Slack」「Chatwork」のようなビジネスチャットツールで行い、ミーティングは「Zoom」「Googlemeet」のようなビデオ会議ツールを使用して行うことが多いです。

案件によっては「成果物の納品」さえ行えば、時間や場所に縛られずに働くことも可能です。

パソコンを使ってオンラインで仕事をする場合には、デスク、チェア、パソコンなどの設備が必須になります。
会社員の場合は、会社からパソコンが支給されることもありますが、フリーランスになると必要な物はすべて自分で購入する必要があるので念頭に置いておきましょう。

フリーランスとして在宅で仕事をするメリットとデメリット

フリーランスとして仕事を在宅でするメリットは、
  • 働く場所や時間を選べる
  • 通勤の時間を省ける
  • 子育て中の女性でもチャレンジできる
  • 人間関係に悩むことが少ない
  • スキルアップに時間が使える
特に「働く場所や時間が選べる」という点では、自分の生活リズムで仕事ができるのがとてもメリットになります。
そのためワークライフバランスをコントロールできるので、子育て中や主婦の女性がチャレンジしやすいのもメリットです。
しかしエンジニアによくあるクライアント先への「常駐型案件」の場合、在宅でも常駐先と同じ出勤日・時間になることもあります。
案件を探すときには注意してくださいね。

逆にフリーランスが仕事を在宅でするデメリットは、「仕事とプライベートのON・OFF」がつけづらいことです。
納期も自分で管理しなければならないので、気が緩みやすい方、自己管理が特に苦手な方にはおすすめできません。

フリーランスが在宅で仕事をする時の注意点は?

フリーランスが在宅で仕事を行う時の注意点として、
・納期を逆算しながら受注する
・継続案件を探す

ことがあげられます。

フリーランスは、納期までのスケジュールを自分で管理しながら仕事を進めなければなりません。
スケジュールを読み誤ってしまうと、納期に遅れが生じクライアントへ迷惑をかけてしまいます。
信頼関係にも繋がりますので、「在宅で時間があるからできるだろう」と安易に受注することは避けましょう。
フリーランスは代わりに仕事をしてくれる仲間がいません。
使える時間を逆算して、余裕をもった状態で案件を受注しておくことがおすすめです。
また長期間の継続案件を受注できると、安定した収入が確保できますよ。

在宅の仕事を探すときによくある質問

ここでは、フリーランスとして在宅の仕事を探すときによくある質問をご紹介します。

在宅フリーランスは未経験でも稼げる?

在宅で働くフリーランスを目指しても、
「未経験では稼げなさそう…」
「未経験では取れる案件が少ないのかな?」
と考えている方もいるかもしれません。

どのような職種でも、最初はたくさん稼げるわけではありません。
未経験でも応募可能な案件で経験を積み、徐々に経験を活かせる案件にチャレンジしていくことで、少しずつ収入を増やしていくことができます。

その業界について未経験で案件を受けたい場合は、初めからフリーランス1本にするのではなく、本業を続けたまま副業としてスタートしてみることをおすすめします。

在宅でできる案件なら、本業とのバランスを取りながら続けていけますよ。

子育て中の女性におすすめの在宅でできる仕事は?

子育て中の女性には、作業時間を自分でコントロールできる仕事がおすすめです。
たとえば、WEBデザイナー、WEBライター、プログラマー、動画編集など制作系の仕事は、納期内に納品物を制作できれば作業時間は自分でコントロールできる仕事が比較的多いです。

また、結婚前にエンジニアとして活躍されていた方は、スキルや経験を活かして現役並みの収入を目指すことも可能でしょう。

ただし、子供の体調不良などでスケジュールに影響が出ないように管理することが重要です。

まとめ

今回はフリーランスとして在宅で仕事をしたい人に向けて、在宅でできる仕事16選と、難易度・知識・報酬・需要の比較をご紹介しました。

在宅で働くメリットはたくさんありますが、その分自分で管理しなければならないという難しさもあります。
スキルが経験が不要な仕事は始めやすいですが、収入に繋がりにくいという側面があります。
フリーランスとして生計を立てていくためには、まずはスキルを磨くことから始めましょう。

自分に合った職種と働き方で、継続できるフリーランスとしての形を見つけられると良いですね。

ITエンジニアの転職は、ぜひmoveIT!へご相談ください。

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